【学校説明会】渋谷教育学園渋谷中学高等学校(4年生)

写真はオープンスクールデイのときの使いまわしです。

11/15(土)は渋渋の4年生以上が対象となる学校説明会に行ってきました。前夜に夫から「明日は説明会に行くって言ってたよね、何時?」と聞かれ、あれそうだっけ…?と手帳を確認すると、しっかり「14:00 渋渋 説明会」と書かれており。うっかり大事な予定を飛ばすところで焦りました。汗

午後からは家族二手に分かれて別行動、サッカー練習終わりの長男と母は渋谷へ。学校前の案内順路に並んだのが13:45頃、受付を済ませて第2会場となる第1体育館に通されました。第3、第4会場まであり、第2~4会場はモニターでメイン会場(第2体育館)の中継映像を見るいわゆるビューイング会場となっていました。

ビデオでの学校紹介

受付でいただいた説明会資料にはメイン会場の2Fに「中継業者」と書かれており、さすが渋渋だなと。笑 説明会冒頭の学校紹介ビデオもプロによって作成された代物(たぶん)で出来栄えよく。

ビデオ内容は一番のポイントとなる学校の教育目標が分かりやすくまとめられており、また行事に携わった生徒さんたち(皆さん見るからに優秀そう!)のインタビューを通して渋渋での学校生活がとても充実していることが伝わってきました。内容に関しては下記の学校説明にまとめました。

学校説明

ビデオ上映後は田村校長先生からのご挨拶がありました。その後登壇されたのは女性の副校長先生。笑顔がとても優しそう… 話の進め方もお上手でモニター越しでも聡明さが伝わってきました。

膝上での走り書きメモより。※メモが乱筆すぎて… お話の順番も違うと思われます。汗

学校の教育目標は、

  1. 自調自考-「自調自考」の力を伸ばす
  2. 国際人-国際人としての資質を養う
  3. 高い倫理感-高い倫理観を育てる
1. 「自調自考」の力を伸ばす
  • 教育の根幹としてシラバスを活用している。各教科の1年間の学習内容をあらかじめ把握することで、今学んでいることがこの先でどう繋がっていくかを理解(意識)させるため。
  • ノーチャイム方式。時間を自己管理し、意識して行動する。
  • 校外学習はすべて生徒主体。
  • 自調自考論文-高1から2年間を掛けて1万2千字におよぶ論文を執筆する。
2. 国際人としての資質を養う
  • 中3で希望者を対象に2週間のオーストラリア研修あり。
  • 第2外国語を選択できる。
  • 模擬国連部が人気。NYで行われる「高校模擬国連国際大会」にも参加しており、2018年度は優秀賞を受賞した。
  • 帰国生はネイティブの教員による授業(現地と同じレベルの)が受けられる。
  • 帰国生に影響されて英語が好きになる生徒も多い。中2からは希望生徒を対象(英語が得意、もしくは本気で英語の4技能を学びたいという意欲のある生徒)としたコースを設けている。
  • 海外の大学に進むのは帰国生だけではない。
3. 高い倫理観を育てる
  • 「校長講和」は6年間で35回実施される。母が聞いてみたい。笑
その他カリキュラムなどについて

高1時点で希望を募ると「文2、理3、未定5」、高2と高3についてのクラス分けの説明ありましたがメモを取れず。実際の進路希望は「7割が国公立、2割が私立、1割が海外」、現役率は62~3%とのこと。私立大学については「山手線の内側にある大学を希望する生徒が多い。」とも言われていました。

「グラウンドがないので校外の施設を利用している。それでも部活動は強い。」と言われていましたが、オープンスクールデイでお話しした生徒さんは違う意見だったような… 部活動によっては!なのでしょう。笑

募集説明

続いて入試対策部長の先生より入試全般についてのご説明がありました。併願校も調査しているようで、実際の数値を伺えて興味深かったです。

  • 曜日関係なく一般入試日は2/1、3、5日の3回。帰国生は1/27に1回。計4回。
  • 複数回入試の優遇はしていない。過去にしていたが受験者数が多くなったので現在は行っていない。一括で出願する場合は受験料の割引をしている。
  • 男女比を調整しているため、男女で合格最低点が異なる。女子の方が優秀ですね…
  • 2019年度の入試状況について、男子は合計270名の合格者を出したが1/3の89名しか入学してくれなかった。2/2は開成と筑駒の併願になっていることが多く特に少ない。2/2の男子合格者156名のうち、入学者は35名。
  • 女子は2/1、2で両日受ける第1志望組が多い。
  • 2/5の出願は2/4まで可能。2019年度の2/5の実質倍率は9.8とかなり高いです。汗
  • 教科の足切り点はなく4教科の合計点で合否決定している。合格ラインは300点満点で6.5割~(200点くらい)が目安。
  • 算国が100点、理社が50点配点。算数で差がつく。
  • 特待生制度あり。入学時30名(入学金・施設拡充費・授業料相当額が1年間奨学金として給付される)、その後も規定内の成績で継続可能。毎年各学年約30名。現在特待生制度を6年間継続している生徒は1人。夢の世界…

「2019年度の女子の合格者最低点は199点だったが、198点に7名いて合格ラインを198点にしようという話も出た。しかし7名合格にしてしまうと受け入れ体制などの問題もあり泣く泣く199点に設定した。」というお話から、とてもリアルな1点の重みを考えさせられました。

長男も思うところがあったようで「ぼくは1点どころじゃなかったけど… 笑」と自虐を入れつつ語っていました。笑 母から何度言われても重みは伝わらないでしょうが、入試担当の先生から直接伺うと重みも違って響いたのでは?と。そう願いたい!!

入試問題傾向説明

最後に各教科の先生方より入試問題傾向についてのご説明がありましたが、内容充実な説明会ですね。これまで参加した説明会で入試問題傾向についての説明が各教科ごとにあったのは、海城くらいでしょうか。志望する場合は6年生の説明会も参加必須ですね!

4科ともにこれまでと大きく傾向が変わることはないので、どの教科も「過去問を中心に!」とおっしゃっていました。

速記状態のメモより、登壇順に…

算数
  • 身に付けてほしいこととして「計算力、数学的なものの見方、説明できる力」。複雑な計算もできるように。
  • 記述式問題に関しては答だけを書いている場合は満点を出せない。
国語
  • 記述中心(30~80字)、部分点あり。
  • 対策としては「言葉の重要性を理解する、文章を書くことに抵抗がない=たくさん練習する、問題解決に前向きに取り組む」。
  • 具体的には「本を読む、過去問を解く、記述式の問題を解く、設問をよく読み作成者が何を言いたいのか(問われている出題意図)を理解する、相手にメッセージとして伝わるかが大事」。
  • 漢字は丁寧に書く。
社会
  • 地理、歴史、公民をバランスよく出題する。
  • 世の中の動きに関心があるか、努力をしているか、考えることができるか(資料を読み取る力、多面的な考えを持っているか)、表現する力があるか。
  • 漢字に関しては知識を問う問題ではしっかり書けることを望むが、記述問題の中ではそれほど問わない。
  • 自分で考えて動けるお子さんを迎えたい。
理科
  • 日によって問題の差は多少あるが傾向は同じ。
  • 大問4つを4分野(物理、生物、化学、地学)に分けて出題することはない。分野をまたいだ問題も出す。
  • 理解する、考える力、表現する力。
  • (知識の暗記も重要であるとした上で)パターンの暗記はあくまでも思考のツールとして利用できるかが大事、好奇心、疑問を持つ。

最後の理科の先生は、実際に授業で生徒に問い掛けしたという指パッチンの原理?について、手を動かしながら(3日掛けてマスターしたという技も披露!会場も沸きました。笑)楽しく説明してくださいました。また共鳴箱に見立てた箱を利用して、共鳴の原理についてもわかりやすく説明してくださり。

長男も横で指パッチンしながら「理科の先生、おもしろいっ!」と。そして「あの技マスターしたい!笑」とも。笑 楽しかったね~

校内施設見学

閉会後は校内施設見学の流れです。「中学1年の87名の生徒がボランティアスタッフとしていますので、生徒にご質問などがあればご自由にお話しください!」とのご案内もありました。

校内は混雑しているだろうし、8月のオープンスクールデイで訪問した際に校内を隈なく巡り、生徒さんともお話ししたので今回は大丈夫だね!と遠慮して渋渋をあとに。

2019渋渋:説明会まとめ(雑感)

ここに通えばおのずと英語がペラペーラになる!… なわけありませんけど、そんな勘違いをしてしまいそうなくらい国際色豊かな学校、渋渋。主体性や多様性を重んじる自由な校風で「都会の洗練された学校」そんなイメージしかない渋渋。1時間45分の説明会次第も流れよく、伝えたいことが明確でとても分かりやすかったです。

教育目標の「自調自考」については、今年の9月に参加した自塾主催の武蔵の学校説明会(あまりにも特等席すぎて、メモどころか…で記録にできず。よって記事にはしていません。汗)にて、今年度から就任された杉山校長先生が「近年自調自考を理念に掲げている学校があるが、自調自考の本家は我が校です!」とおっしゃっていましたが、渋渋では「自調自考の力を伸ばすために実際に行われていること」が具体的に伺えてよかったと思います。

新しい学校であることは知っていましたが、まだ創立24年目なのですね。学校法人渋谷教育学園の理事長でもある田村校長先生、モニター越しでしか拝見できず残念でしたが、講演などの機会があればぜひまたお話を伺ってみたいです。

おおた氏が書かれたこちらにも興味あり!

長男はやっぱり男子校?

長男の感想を聞くと、理科の先生のお話しが楽しかったこともあり「いい学校だね!」と好印象のようですが、やはり根本に「男子校に行きたい!」という思いがあるようで。目指している学校が男子校なので必然的にそうなりますよね…

やっぱり素敵な学校だったなぁ、渋渋。

母としては2年後、渋渋を併願できる位置にいられることを願うばかりです。偏差値度外視の夢ばかり。汗