【学校説明会】筑波大学附属駒場中・高等学校(3年生)

『今だからこそ行ける!手当たり次第に説明会に行ってみるシリーズ』の第3回目、都内最難関男子校、筑波大学附属駒場中・高等学校、略して筑駒の学校説明会に行ってきました。何も考えず、雰囲気を感じてみたいだけ…と言いますか。

当日は説明会のハシゴ!で、栄光から電車移動して途中所用を済ませて長男と一緒に参加しました。低学年連れは憚れる…と思っていたのですが同級生くらいと思われるお子さん連れもおられたので少し安心しました。

筑駒の説明会申し込み方法が今主流のネットで…ではなく往復ハガキという新鮮さ。返信もすっかり忘れた頃に届いていました。とりあえず午後枠の第一希望の時間帯で取れてよかったです。

所用のため田園都市線を利用しましたが、池尻大橋からは徒歩15分のご案内とおり結構歩きました。途中に立地する駒東の前を通りながら、「海城の文化祭の後、次に行こうって言っていた学校だよ!この学校も素敵な学校でね〜」と母の語りを遮るように「ここ警視庁?!すごい敷地だね〜!!」とそちらの方に興味津々だった長男。前半は坂道ではありましたが、栄光までの(後半山登り感覚の)徒歩15分よりは気分が楽でした。笑

筑駒中高、駒東中高、都立駒場高校、線路の向こう側には東大もある立地。この近くに住む知人が「賢くなった気がする場所よ!」と笑っていたのを思い出しました。

説明会の内容

受付をした正面の校舎3階のホールでの開催でした。栄光説明会直後なのでどうしても栄光との比較になってしまいますが、建物は古き良き時代を感じる雰囲気です。

ご挨拶

まずは副校長先生よりご挨拶がありました。原稿を読むこともなく自然体に話される感じがとてもよかったです。走り書きメモより抜粋。

  • 1学年120名(3クラス)
  • 入学当初はぶつかりあうこともあるが、徐々に尊重し合うようになり落ち着いていく。ひとりひとりの個性を伸ばす教育、とんがった部分を伸ばす、「個」を大切にしている。
  • 先輩・同期に恵まれていて縦横の繋がりが深い。優秀な人材が多い、毎年科学コントストなどの賞を獲得している。先日も卒業生のその後を追ったTV番組で本校の卒業生が紹介されていた。
  • 教員は中高共通で専門的(オタクが多いとも。笑)質の高い授業を行っている。

学習・授業について

同じく副校長先生よりご説明。

  • 登校したらHRがなくいきなり授業。中1の間(慣れるまで?)はショートHRあり。月曜のみ生徒集会がある。
  • 教養主義:人間的な基礎力、全教科を重視しまんべんなく。
  • 大学受験に向けての先取り教育は行っていない。考える力を重視。
  • 土曜日を水田学習などに活用、5月のGW中に代休を入れている。※代休日は毎年変わる。

給食なし、食堂なし、売店なし。「お弁当を持ってきてください!」とのこと。食べながら何かをしている生徒も多く、お弁当が一番好ましいようです。

学校紹介のビデオ上映

生徒が制作した学校紹介のビデオ上映がありました。お子さんたちは見えないでしょうから前にどうぞ!と案内があり、子どもたちはステージ前までゾロゾロと。長男も張り切って前へ。笑

学校行事について

役職名を聞き逃してしまったのですが、軽快な語り口調でユーモアがある男性の先生からのご説明でした。

  • 世間で言う筑駒生のイメージはメガネ・ひょろひょろ・勉強ばかりしているいわゆるガリ勉なイメージ(筑駒で長らく教員をしているので、私の中ではそのイメージはまったくないが、とも。)かと思うが、実際には全然違っていて「泥だらけになって学校生活を楽しんでいる、そんな子どもたちの集まり」
  • 本校での多彩な学校行事(プログラム)を通して人を育てている。筑駒3大行事「音楽祭・体育祭・文化祭」
  • 中学生は高校生の背中を見て育つ、その憧れを持って高校生になったときに自分も見本になれるようにと意識しだす。そうなるのが本望。
  • 6月:音楽祭は全生徒を収容する施設がないため、昭和女子大の人見記念講堂にて行われている。
  • 9月:体育祭はオリンピック形式(多種競技)、17期生が提案してその後50年間この形式で開催されている。同時に競技が開催されるためすべてを見学できない(生徒の活躍を直接見られない)点が担任泣かせ。
  • 11月:最大のイベントとなる文化祭は、毎年最終日の片付けが終わった翌日から来年に向かって準備され1年を掛けて創り上げられる。高3にとって文化祭最終日が実質的な学校生活の最後、卒業式な位置付けと考える生徒もいる。
    文化祭のクラス催しでは、クラス内で計画&企画→担任→実行委員会でNGが出た場合、またクラス内での企画見直しとなるため忍耐力、計画&企画力が養われる。
  • 1月:ロードレースは運動部が上位と思われがちだが文化部も良い成績を出す。唯一個人成績が残せる場となる。
  • 2月:弁論大会(中学)、質疑応答が盛んですんなり終わらない。

お話の中で印象的だったのは「生徒はみな我が強く自分の意見を言いたがり。笑 それが次第に相手を尊重し合うようになる。その過程を教員は黒子に徹して見守っている。」高2の生徒の言葉として「勉強は自分でできる。この学校でしかできないことを探してみたい。」それには先生も悔しいなぁと思ったらしいです。笑

最後に「整理整頓、自分の管理ができる子に来てほしい。」とおっしゃっていました。

入試要項

通学区域

通学区域を制定しており、第1次出願時点でその区域内に保護者と同居している者。(中学生に過度の負担を掛けたくないため)

選考方法
  • 第1次選考…抽選(10年以上実施されていない)募集人員の8倍が目安
  • 第2次選考…学力検査(4科各100点、報告書100点)
    報告書は受験教科以外の音楽、図画工作、家庭、体育を総合的に評価する。受験番号を記載する欄があるので封印時期を注意するように。
  • 出願時は毎年午前中の早い時間は混み合うので考慮していただきたい。受験の合否に受験番号は一切関係ない。
  • 入試当日、ケガなどの個別対応はできる限りするが、インフルエンザなど(学校でも出席停止になる感染症など)は受入れができない。

当日頂いた学校案内のパンフレットや書面の中に願書や報告書が入っており、こんな感じなのかと。特に報告書に関しては5~6年生の2年間の内容を記載する書式だったのに驚きました。筑駒希望する場合は小学校での学び&活動もしっかりと…ですね。

繰り上げ合格

募集人員120名に対し合格者は128名(2018年度)、毎年一定の入学辞退者がいることから若干名を繰り上げ合格候補者(合格発表日に速達で郵送)としている。繰り上げ合格者になった場合は電話で連絡(入学手続説明会もしくは入学手続の最終日)。

「繰り上げ合格で入学した生徒の成績調査をしても成績に差はない」「逆に繰り上げ合格者の方が良いのでは?」とおっしゃっていました。その旨の連絡があった場合は何も気にせず自信を持って入学してほしいとも。

2018筑駒:説明会まとめ(雑感)

誰もが知る高偏差値の学校、都内の最難関男子校である筑駒。元々賢いお子さんたちが集まり、6年間の筑駒プログラムの中で人間形成され賢さ&パワーを増して成長していく… 最強です。笑

生徒の皆さんが筑駒での学校生活を大いに満喫し、とにかく楽しく過ごしていることが先生方のお話から伺えた説明会でした。自分らしく活き活きと6年間を過ごせる場所、生徒さんの言葉を引用すると『筑駒でしかできないこと』がたくさんありそうです。エネルギーに満ち溢れていて素晴らしいなぁと、ただただ指をくわえて見ている感ありますが…笑笑

筑駒の校門を出てからの帰り道、長男に「今日2校見学したけどどうだった?」と聞いたところ、

「中学校って楽しんだなぁ~って思った。同じ気持ちで頑張ってきた友だちがいて… そういうのってなんていうんだっけ?(と母に聞く)あ、そうそう同志!分かり合えるのがなんかいいなぁって。がんばったからこそ味わえる楽しさというか、ご褒美というか…うまく言えないけど、ぼくもがんばろって!笑」

母さんには長男が言いたいこと、よーくわかるよ。「退屈だった〜」「疲れた!」とか言われなくてよかった。笑 正直なところ、長男の前向きに捉えている言葉が胸に響いてとても嬉しかったです。一緒に訪問できて良かったなぁと。

長男を連れての説明会はこの日が初めての体験でしたが、2校とも途中で飽きることなくお話を最後までしっかり聞けていたようです。今週末は行けませんが、来週末はまた(懲りずに)説明会に行く予定です!