【学校説明会】海城中学高等校2(3年生)

海城中学高等学校、学校説明会の続きです。

写真は入口で受け取った文化祭のチラシです。全体会の冒頭でも文化祭の実行委員長と広報担当のお二人(高校2年生)が、海城祭に向けた取り組みと意気込みを語っていました。そして「ぜひお越しください!」と。行きます、行きますー!

全体会の内容

受付開始時間になったので講堂に移動。全体会は柴田校長先生のお話からスタートし、学校概要(教育方針)、生活指導、学習指導、入試概説、教科毎の入試説明といった内容でした。校長先生からは教職員一丸となって説明会を執り行うようになったのは今年で3年目、『チーム海城』として本校の良さをお伝えしていきたい、とのお話がありました。実際に先生方が各項目毎に入れ代わり立ち代わりされながら丁寧に説明し進められた説明会は非常に聞き応えがありました。チーム海城、とっても好印象です。

以下、膝上で走り書きしたメモを元に書き出します。

教育全般

進学実績についても話されましたが、あまり強調することなくさらりと流した感じで、それよりも教育方針について重点的に話されていました。

  • 2016年にICT(情報通信技術)教育部を発足・インフラ整備に着手。
  • e-ポートフォリオ(生徒の学習歴や活動内容を電子的に管理する)を導入、新しい大学入試にも対応できる環境である。
  • KSプロジェクト(通常の授業の枠に収まりきらない、とがった興味・関心に応える講座)を実施しており、生徒が主体的に学べる場を数多く提供している。
  • 時代に求められる真のリーダーを育成するため、「新しい人間力」と「新しい学力」をバランスよく養う教育を実践。独自の教育プログラムがある。
  • 授業外の講習も数多く実施している。

生活指導

キーワードは「共生と自立」、高い知性と豊かな情操をもつ『新しい紳士』の育成(ニュージェントルマン教育)を基本方針としている。

学習指導

高校生数人からのメッセージを引用し「先生をうまく利用する」「授業がすべて」と書かれた部分を強調されていました。また「頭を回転させて思考した量で決まる。ダラダラ勉強はガチで無意味」という原文ままのメッセージが読み上げられると会場から笑いが。お子さんと一緒に来られていた保護者さんが、横に座るお子さんをチラリと見たりしていて。リアルに響くメッセージですよね。笑

  • 習熟度別にクラス分けしての授業はしていない。
  • 6年を3つに区切って指導、中1~中2のⅠ期は基本的な生活習慣、学習習慣を確立させる。
  • 学習の中心は授業。授業は大学入試を目標として行っていないが、結果として大学受験に十分対応できるものになっている。

入試概説

  • 昨年からインターネット出願になった。合格発表から納入まですべてインターネットで。
  • 2月1日と3日入試。昨年の入試倍率は1日が2.66倍、3日が2.63倍とほぼ同じくらい。※資料上では1日が2.7倍、3日が2.6倍となっているが実質0.03倍の違いがあるだけ。
  • よく質問で「(1日と3日)重複出願した場合、加点などの優遇措置はあるのか?」と聞かれるが、これについては「優遇は一切ありません。」ときっぱり。場所や雰囲気慣れして1日は残念でも3日で合格しているお子さんもいる。
  • 過去問6割を目指して。
  • 足切点(基準点)があり、例えば1教科で極端に点が低い場合などは他教科が良くても合格が出せない。なるべく不得意教科を作らずにまんべんなくどの教科も取れるように。

追記:9/6更新

  • 今年度から通知表のコピーが必要になった。出願後に送付する。合否判定には使用しない。

大事なことを記録し忘れていたことに、今気が付きまして…汗

教科毎の入試説明

教科毎に入試概要説明がありました。4教科の担当の先生方が丁寧に説明されたのですが、受験希望するならばしっかり聞いておきたい内容ですね。かなり貴重です。走り書きメモからの書き出しになりますので正しいかは… 苦笑

国語
  • 読解問題は文学的文章(物語文)+説明的文章の2題構成。文学的文章は「人物の内面と関係性を丁寧に描写した文章」、説明的文章は「社会の見え方が変わるきっかけとなる文章」から出題。どちらも質量ともに読み応えのある文章。
  • 文章の大意を正確かつ速く読み取る。
  • 普段から記述の鍛錬を。言葉にして書く、言語化しよう。
  • 出題者の意図を推理して。
  • 語彙として使えるように。
  • 出題者に伝わるように。入試問題もコミュニケーションツールのひとつ。
算数
  • 標準的な問題をしっかり身に付ける。
  • 頑健な計算力(これが基本)を養ってきてほしい。
  • 「解ききる力」を見たい、手を動かして答えを見つけること。
  • 受験のために学習してきた事柄を幅広く確認したい。
社会
  • 大問1問のみ、複数の分野から出題する融合問題。
  • 論述問題重視、約350文字、例年2~3問。自由論述(自分の意見)ではない。
  • 暗記科目ではない、知識量ではない。
  • 論理的な思考力を問う。
  • 入学後の総合力の確認。
理科
  • 大問4つ、4分野から1問ずつ出題。暗記問題もあり。
  • (すべての教科で共通することだが)丁寧な字で書くこと。
  • 筋の通った意味のわかる文章を書くこと。
  • 4分野の中で不得意分野を作らない。
  • なぜ?どうして?を考える。
  • 様々な自然現象に興味関心を持つ。

テーマ別の学校紹介も充実

学校説明会は全体会とは別に「テーマ別の学校紹介」も別会場&教室で行われていました。各教科毎の説明の際にも「ぜひテーマ別の会場に足を運んでください、より詳細が~」と言われていたので興味があったのですが、その後予定があり…今回は残念ながら全体会のみの参加となりました。次回は長男と一緒に体験学習などにも参加してみたいと思っています。

受験学年と思われるお子さんだけではなく、長男と同級生くらいのお子さんも結構来られていました。低学年からも気軽に参加できる学校説明会は有り難いですね。

2018海城:説明会まとめ(雑感)

伝統校でありながら長年教育の改革をし続けている学校であり、大学入試まで生徒に寄り添い学習面、生活面どちらもがっちりサポートしてくれる学校、よく言われる「面倒見のよい学校」だなと肌で感じました。人気出ないはずがないな、と。笑

先生方はレジュメを読みながらの進行でしたが、伝えたいことをしっかりと!という一生懸命さが出ていて良かったと思います。複数人で進行するとお話が上手な先生とそうでない…に分かれてしますが、それもチームの良さなのではと。笑

学校を見学していて印象的だったのはサッカー部の生徒さんだけではなく、案内係をされている生徒皆さんがしっかり挨拶をされること、これにも感心しました。案内係=その辺もしっかり教育されてるのかもしれませんが、自然に身に付いている感じでしたね。

掲示板に貼られていた夏期講習の一覧を眺めたあと、近くにいた案内係の生徒さん(高校1年生)に「夏期講習も充実してますね、出られましたか?」と聞いたところ「はい、出ました!夏期講習も塾よりすごくお得で…」と充実した内容を説明してくれました。

さらに近くにいた同じく案内係の生徒さんも加わり一緒に会話を。「学校楽しいですか?」には、二人とも揃って「はい、楽しいです。笑」と。「男子校なので気を使わないでいいってところが一番ですね~」って素直すぎて笑ってしまいました。会話を聞いていても賢さが出ていて、惚れ惚れしましたよ。一体何を食べさせたらこんな風に育つのか?って。←いつもこれ。笑笑

校内を歩いて回りましたが、どこも掃除が行き届いていてキレイでした。男子校なので多少散らかっていても気にはしませんが。

自宅からは1時間内、どの路線を利用しても特に朝は混み合うこと必至です。これも想定内ですが、我が家の場合どの学校に行くとしても電車通学必至なのでラッシュは避けられず。も少し近いと良いなと思いますが、これも同じくどの学校も…なのでこれも中学受験するのであれば、ある程度は許容範囲として考えないとですね。気になる学校には足を運んで実際の通学ルートを確認してみることだな、と初回から学びました。

説明会参加の初回が海城でよかったのだろうか… これ以降の学校はどこも見劣りするしかないのでは?と。笑 いやいやそんな目線での学校訪問は楽しくないので、それぞれの学校の「良いところ見つけ」を今後もしていきたいと思っています。趣味:学校訪問、になるかも。笑