週末に所用あって長男とふたりで出掛けた際、「本屋さんにいこ~♪」といつものように導かれて、お目当て本の棚の前に立ち「これこれ、新刊が出てるんだよ!」と説明され。どーも通塾ルートにある本屋さんに毎週寄って確認しているっぽい。新刊情報にやたらと詳しいし、夫とも「まぁ本屋だし、いんじゃな~い」「まーねぇ~」と話してとりあえずは容認しているのですが。
長男のお目当て本がこちら。既述のとおり、このシリーズすべて揃えてます。汗
大ベストセラーも「ついで」に購入
お目当て本を手に取ってレジ前に行き、一番良い場所に平積みしてあったこちらの本の前でふと立ち止まって「これ子ども新聞で紹介してたやつだよね~」と長男。
「そうそう、これ名著…優れた著作・・・本や書物のことね、ってことで昨年漫画版で再販されたんだけど大ベストセラー…ものすごく売れてるんだって。読んでみる?笑」とパラパラ捲りながら見せたら「なんかおもしろそうだね、読みたい!」と。お目当て本はとりあえず買ってもらえるから~♪ってことで、調子を合わせて答えているのがみえみえ… と思いつつも、歴史的名著と言われるこの小説を母自身が読んでおらず…ぜひ読みたいと思っていたのでちょうど良い機会だと漫画版から購入することに。
お目当て本は即行で読み終えたものの、案の定「君たち」本には興味を示さない長男。想定内。笑
大ベストセラーを「興味本位」で読みだす
翌日、リビングの母席に置いているのを見て「ママ先に読んだの?」と聞いてきたので、「うん、会社の昼休みに読んだよ~ すごく良い話だから夜続きを読むつもり。」と言ったら、「えーちょっと待って、ぼくも読むから~」とそのまま席に座りこんで読みだして。
「ちょっと~!読む前にまずは宿題を終わらせなさいっ!!」と言ったら、いつもよりムズカシイ…と言ってなかなか進まなかった塾の記述宿題もさらさらっと書き終えて「はい宿題おわり!君たちは~の続き読むね~」とにやり。テキトーに書いたなー、オイっ!
キッチンの片づけをしている母に聞こえるように音読していたのだけど(読めない漢字を聞かれつつ)しばらくして声が聞こえなくなったので、もうおしまいにしたのかと様子を確認したら、集中して読み込んでる… その後もちらちらと様子を伺うも、声を掛けるのをためらうほど集中している。笑
きりの良いところまで読み終えたらしく顔を上げて「ママ、この本すごいね!おじさんがコペルくんにすっごく良いこと教えてくれてる!」と。
大ベストセラーにすっかり「はまる」
1/3ほど読んだところで「ちょっと目が疲れてきたから、今日はこれまでにする。付箋つけておくから~」と言い残し就寝。そして今夜も続きを読んでいた… もうすっかりはまってます。笑
読めない漢字たくさんあるでしょ~?と聞いても「大丈夫、今のところなんとか読めてるから~」とかテキトーなことを言うので、せっかく読むのならばと母さんは~夜なべをして~これから読むページの漢字にふりがなを付けておきましたよ、息子可愛さに…
果たしてちゃんと理解しているのか…?とは思うけど、叔父さんのセリフに対して「こんな考えができるとかすごいよなぁ~」とかぶつぶつ言っているので、半分程度は理解しているものとしよう。ってその前に母も読まないことには一緒に会話ができないじゃないか。苦笑
この本を読み終わって、長男が一段階成長してくれたらいいなぁ~とかぼんやり思う母。漫画版を読み終えたら小説版も読んでみたいし、後々長男にも読んでほしいと思っています。
宮崎監督の最新タイトルにもなっていた!
昨年引退撤回をされた宮崎駿監督が『君たちはどう生きるか』をモチーフに長編アニメーションを製作することを発表しているそう!今回この著作について調べていたら、このニュースがヒットしてびっくり!!

出典:ciatrt[シアター]サイト
ジブリのサイトでも触れられています。「タイトルは吉野源三郎著のあの名作からもらって来ていますがあの本は原作ではなく、映画の内容はオリジナルであり、鈴木敏夫プロデューサーの書いた文章から引用すると”冒険活劇ファンタジー”となります。」とあります。原作ではないみたいですが、完成して私たちが観られるのは3~4年後?かな、とても楽しみです!その頃長男は中学生になってるのかな~ 遠い目…
宮崎作品好きの夫にこの映画のことを伝えたら「そうみたいだね、当時話題になったよ!」と。ちょっと早く言ってよぉ~